2017年06月04日

ロンドンのテロに関する情報(在英国日本国大使館)

ロンドンで再びテロです.現地の方はお気をつけください.


【第3報】在英国日本国大使館からの注意喚起

平成29年6月4日
在英国日本国大使館

英国にお住まいの皆様及び「たびレジ」登録者の皆様へ

 既にお知らせしているとおり,6月3日(土)午後10時頃,ロンドン市内のロンドン橋の歩道で,車(白いバン)が通行人をはね,その後,車から降りた犯人が同橋近くの市場「バラ・マーケット」にいた人達を刃物で刺すという事件が発生しました。英警視庁は,本件をテロ事件と断定し,4日(日)午前の時点で,7名が死亡,48名の負傷者が病院に搬送され,実行犯3名は射殺されたと発表しています。また,英警視庁は,本事件を受けて,ロンドン全体における警備の見直しと強化を計画中としています。
なお,4日午前中,メイ首相の下で英国政府の危機管理対策会議(COBR)が開催されましたが,英国内におけるテロの脅威度に変更はなく,5段階の上から2番目「Severe(深刻)」となっています。

 これまでのところ、日本人が本件に巻き込まれたとの情報はありませんが、万一日本人の方が巻き込まれた等の情報をお持ちの方は、当館領事班020−7465−6548(夜間は020−8762−8266)までご連絡ください。
皆様におかれましては、最新の情報の入手に努め,現場周辺には決して近づかないようお願いいたします。また,外出時には周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意して下さい。

【英国スポット情報】  本件に関するスポット情報が発出されていますので、外務省海外安全ホームページでご確認下さい。
英国:ロンドンにおける事件の発生に伴う注意喚起
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_154.html#ad-image-0

以上


【第2報】在英国日本国大使館からの注意喚起

平成29年6月4日
在英国日本国大使館

英国にお住まいの皆様及び「たびレジ」登録者の皆様へ

 先に,6月3日(土)深夜に発生しました「ロンドン橋」及び「バラ・マーケット」でのテロ事件の発生につきお知らせしましたが,その後の状況は次の通りです。
英警視庁は,6名の死亡者が発生し,加えて3名のテロ容疑者が射殺されたことを明らかにしました。また,30名以上がロンドン市内の病院に運ばれている旨報道されています。また,英警視庁は,ヴォクソール地区での事案は,本テロ事件と無関係であるとしています。

 これまでのところ、日本人が本件に巻き込まれたとの情報はありませんが、日本人の方が巻き込まれた等の情報をお持ちの方は、当館領事班020−7465−6548(夜間は020−8762−8266)までご連絡ください。現場付近に滞在中の方は、現場周辺に近づかないようお願いいたします。

【英国スポット情報】
本件に関するスポット情報が発出されましたので、お知らせ致します。
英国:ロンドンにおける事件の発生に伴う注意喚起
(PC)==> http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C121.html
(携帯)==> http://m.anzen.mofa.go.jp/mblatestspecificspotinfo.asp?infocode=2017C121

以上


在英国日本国大使館からの注意喚起

平成29年6月4日
在英国日本国大使館

英国にお住まいの皆様及びたびレジ登録者の皆様へ

 6月3日(土)深夜から4日(日)未明にかけてのBBCの報道によれば,同日22時15分頃,ロンドン市内のロンドン橋の上で車(白いバン)が歩行者を数名(5−6名)をはね,その後,同橋近くにある市場「バラ・マーケット」で複数の男がナイフで人を刺すという事件が発生しました。死傷者が出ており, 少なくとも1人が死亡と報じられています。また,詳細は不明ですが、ヴォクソール地区でも何か事件が発生した模様です。ロンドン警視庁は、ロンドン橋とバラ・マーケットの事件をテロと断定しました。
 現場はロンドン中心部のテムズ川にかかる橋で、周辺には市内最大級の市場や歴史のある教会があり、観光客にも人気のスポットです。

 これまでのところ、日本人が本件に巻き込まれたとの情報はありませんが、日本人の方が巻き込まれた等の情報をお持ちの方は、当館領事班020−7465−6548(夜間は020−8762−8266)までご連絡ください。付近に滞在中の方は、現場周辺に近づかないようお願いいたします。

以上
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2017年05月25日

英国:テロ脅威レベルを最高レベルの5へ

2017年5月29日追記 在英国大使館からお知らせ(テロ警戒レベルの引下げ)
英国にお住まいの皆様および当地旅行者の皆様へ    在英国日本国大使館

5月27日,メイ英国首相は,マンチェスターでのテロ事件を受けて5段階中最高位である「Critical(危機的)」に引き上げていたテロ警戒レベルを,「Severe(深刻)」(5段階中上から2番目)に引き下げたことを発表いたしました。これはマンチェスターでのテロ事件の捜査の進展を受けたもので,警戒レベルは同事件の前のレベルに戻りましたが,「Severe(深刻)」はテロ攻撃が発生する可能性が非常に高い(highly likely)ことを意味しており,引き続きテロへの警戒が必要です。

また,5月27日から6月27日頃までは,イスラム教のラマダン及びラマダン明けの祭りの時期にあたりますが,近年,ラマダン期間中に世界各地で多数のテロが発生しています。さらに英国では6月8日に総選挙が予定されています。皆様におかれましては,ニュース等で最新情報の入手に努めていただきつつ,外出時には周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意して下さい。

(以上)


2017年5月25日 大使館からの連絡です.渡航予定の方はお気をつけください.


英国にお住まいの皆様及び当地旅行者の皆様へ  在英国日本国大使館

今般,外務省は欧州でのテロ等に対する注意喚起を発出しましたので,以下の通りお知らせします。

英国政府は,マンチェスターでのテロ事件を受け,テロ脅威レベルを5段階中最高位の「critical」(危機的。テロ攻撃が差し迫っているとされるレベル)に引き上げました。これに伴い,警察と軍が連携し,英国内各所の警備が強化されますが,6月8日に総選挙が予定されていることもあり,不測の事態に巻き込まれることのないようにこれまで以上に注意してください。


<以下,スポット情報>

欧州でのテロ等に対する注意喚起

【ポイント】
○夏にかけて,スポーツ大会,音楽フェスティバル,独立記念日を祝う行事などのイベントが各地で予定され,また,ベルギーでのNATO首脳会議,イタリアでのG7サミットなどの国際会議や,英仏での選挙も予定されています。
○これらイベントに参加する人を狙ったテロに注意してください。また,これらイベントのための警備のため手薄となった他の都市でテロが実行される可能性もありますので,この点にも注意してください。
○最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

【本文】
1 5月22日,英国マンチェスターでのテロでは80名を越える死傷者が発生しました。それ以前も,スウェーデン(ストックホルム),ロシア(サンクトペテルブルク),英国(ロンドン),ドイツ(ベルリン)等でテロが発生しています。

2 5月27日から6月27日頃までは,イスラム教のラマダン及びラマダン明けの祭りがあります。また,欧州では,これから夏にかけて,スポーツ大会,音楽フェスティバル,独立記念日を祝う行事などのイベントが各地で予定され,また,ベルギーでのNATO首脳会議(5/25),イタリアでのG7サミット(5/26,27)などの国際会議や,英(6/8)仏(6/11,18)での選挙も予定されています。
 ネット上では,銃器や爆弾の使用に加え,車両の突入やナイフによる殺傷といった実行が比較的容易な方法により,屋外で行われる集会や行事,あるいはナイトクラブや映画館などの混雑した閉鎖空間を狙ってテロを実行する呼びかけがなされ,これに実際に応じテロを実行したと見られるケースが続いています。また,国際会議等のための警備のため手薄となった他の都市でテロが実行される可能性が懸念されます。

3 以上を踏まえ,以下のテロ対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。
観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。
(3)上記(2)の場所を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
【車両突入の場合】
●ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増す。
【コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間】
●会場には時間より早めに入る,終了後はある程度時間を置いてから退出するなど,人混みを避けるよう努める。
●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。
【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】
●爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
●頑丈なものの陰に隠れる。
●周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

4 在留届の提出または,「たびレジ」への登録を必ず実施してください。
3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を,3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。(「たびレジ」の登録: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

5 外務省のテロ対策パンフレットも併せてお読みください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(注)最近の主なテロ事件等(以下,すべて現地時間)
【2017年】
○英国:マンチェスターのコンサート会場における爆弾テロ事件(5月22日)
○スウェーデン:ストックホルム市内におけるトラック突入テロ事件(4月7日)
○ロシア:サンクトペテルブルク市内地下鉄での爆発事件(4月3日)
○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)
○フランス:パリ・オルリー空港での武器奪取事件(3月18日)
○フランス:ルーブル美術館での襲撃事件(2月3日)
【2016年】
○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)
○ドイツ:アンスバッハの野外音楽祭での爆弾テロ事件(7月24日)
○ドイツ:ヴュルツブルク近郊の近距離列車における乗客襲撃テロ事件(7月18日)
○フランス:ニースでの花火の見物客に対するトラック突入によるテロ事件(7月14日)
○ベルギー:ブリュッセルの地下鉄,空港での銃撃・自爆テロ事件(3月22日)
【2015年】
○フランス:パリでの国立競技場,レストラン,コンサートホールを狙った同時多発テロ事件(11月13日)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版) (了)
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2017年05月23日

在英国日本国大使館からの注意喚起

最近,イギリスがきな臭いですね...


件名:マンチェスター・アリーナ(コンサート会場)での爆発事件
在英国日本校大使館
平成29年5月23日

 当地時間23日午前1時過ぎのマンチェスター首都圏警察の発表等によれば,昨晩(22日)22時35分頃,マンチェスターアリーナで行われていた米国人歌手アリアナ・グランデのコンサート会場において爆発があり,これまでのところ19名が死亡,50名近くの負傷者が出ている模様です。また,現在,同警察では,本件をテロ事件として対応しています。

 マンチェスターにお住まいの方及び滞在中の方におかれましては,現場付近には絶対に近寄らないようにして下さい。

 なお,これまでのところ,日本人が本件に巻き込まれたとの情報はありませんが,日本人の方が本件に巻き込まれた等の情報をお持ちの方は当館領事班020−7465−6548(夜間は020−8762−8266)までご連絡下さい。

(了)



2017年5月24日追加分
英国にお住まいの皆様及び当地旅行者の皆様へ  在英国日本国大使館

5月23日にマンチェスター・アリーナで発生したテロ事件を受け,外務省は英国についてのスポット情報を発出しましたので,以下の通りお知らせします。
これにより,警察と軍が連携し,英国内各所の警備が強化されることになりますが,在留邦人ならびに旅行者の皆様におかれましては,不測の事態に巻き込まれることのないようにこれまで以上に注意してください。


<以下,スポット情報>

英国:マンチェスターにおけるテロ事件の発生に伴う注意喚起(更新) 2017年05月24日

(ポイント)
●マンチェスターでのテロ事件を受け,英国はテロ脅威レベルを5段階中最高位の「critical」(危機的。テロ攻撃が差し迫っているとされるレベル)に引き上げました。
●これにより,警察と軍が連携し,英国内各所の警備が強化されることになりますが,これまで以上にテロに注意してください。

(内容)
1 5月22日午後22時30分頃(現地時間),マンチェスター市中心部のマンチェスター・アリーナで,コンサートの終わりに会場の出口付近で爆発物を爆発させるテロ事件が発生し,現地当局はこれまでに22名が死亡,59名が負傷と発表しています。また,ISILは本件について犯行声明を発出し,更なるテロを予告しています。

2 本件を受け,英国はテロ脅威レベルを5段階中最高位の「critical」(危機的)に引き上げました。これは更なるテロ攻撃が差し迫っているレベルとされ,これに伴い、警察と軍が連携し,サッカー,コンサート等のイベントを含め,英国内各所の警備が強化されます。また,警察がイベント実施の可否につき主催者とともに判断することになるともしています。
なお,本テロ事件との関係は不明ですが,ナイトクラブ,映画館等の閉鎖空間や,逆に野外での大規模行事や政治集会等でのテロがネット上で呼びかけられていることもあり,今回のような閉鎖空間でのテロや,現在は選挙活動を自粛している6月8日予定の下院総選挙関連の集会等の野外でのテロの発生が懸念されます。

3 つきましては,マンチェスターをはじめとして,英国に渡航・滞在される方は,以下の対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)やむを得ずテロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況(特にイベント会場の出入口付近)に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払う。
(※)コンサート会場などのイベント会場,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所や政府施設,6月8日に予定される総選挙に関連した集会等

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

5 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5139
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館等連絡先)
○ 在英国日本国大使館
住所:101-104, Piccadilly, London, W1J 7JT, U.K.
電話:(市外局番020)-7465-6500
 国外からは(国番号44)-20-7465-6500
Fax:(市外局番020)-7491-9348
 国外からは(国番号44)-20-7491-9348
ホームページ:http://www.uk.emb-japan.go.jp/jp/index.html

○在エディンバラ日本国総領事館
住所:2 Melville Crescent, Edinburgh EH3 7HW, U.K.
電話:(市外局番0131)-225-4777
 国外からは(国番号44)-131-225-4777
Fax:(市外局番0131)-225-4828
 国外からは(国番号44)-131-225-4828
ホームページ:http://www.edinburgh.uk.emb-japan.go.jp/indexj.htm (了)


2017年5月24日追加分
英国にお住まいの皆様及び当地旅行者の皆様へ  在英国日本国大使館

外務省海外安全情報(広域情報)「ラマダン月のテロについての注意喚起」が発出されましたので,以下のとおりお知らせします。
また,この度,当館作成の「安全の手引き」を改訂しましたので,参考にして下さい。

【安全の手引き】 http://www.uk.emb-japan.go.jp/files/000257072.pdf

===================================
2017.05.22
〜海外安全情報(広域情報)〜

ラマダン月のテロについての注意喚起

●5月27日(土)頃から6月27日(火)頃は,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。
●近年,ラマダン期間中に多数のテロが発生しています。最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。

1 5月27日(土)頃から6月24日(土)頃は,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。
ラマダン終了後には約3日間(6月25日(日)頃から6月27日(火)頃),イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。
(※)ラマダン月の開始は目視による月齢観測に依拠するため,上記日程は直前に変更されることがあります。

2 イスラム過激派組織ISIL (イラク・レバントのイスラム国)は,2015年及び2016年にラマダン月の間にテロを呼びかける声明を発出しています。
同声明との関係は明らかではありませんが,過去2年,ラマダン月に多数のテロ事件が発生しています。
特に昨年は,邦人を含む多数の犠牲者が出たバングラデシュでのダッカ襲撃テロ事件や,トルコのイスタンブールでアタテュルク国際空港の襲撃(45人が死亡,200人以上が負傷)などのテロ事件が発生しています(過去2年の主なテロ事件は別添を参照して下さい)。
また,最近は,爆弾や銃撃に加えて,車両やナイフを使用したテロや放火,窃盗など簡単に一般人を多数殺傷できるテロが呼びかけられています。

3 本広域情報発出時点で同様の声明は確認されていません。しかし,近年,ラマダン月に多くのテロが発生していることを意識し,以下の対策をお願いします。
(1)最新の関連情報の入手に努める。
(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,安全確保に十分注意を払う。
 (※)観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,ナイトクラブや映画館等の娯楽施設,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。
(3)金曜日に注意して下さい。金曜日はイスラム教徒が集団礼拝を行う日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがあります。本年のラマダン月については,6月2日,9日,16日及び23日が金曜日に当たります。

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。

3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

5 海外滞在中の安全対策については,「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」も参照してください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

(参考広域情報・スポット情報)
・フランス:パリ市内のシャンゼリゼ通りにおける銃撃事件発生に伴う注意喚起(2017年4月21日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C085.html
・エジプト:コプト・キリスト教会における連続爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起(2017年4月13日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C080.html
・フィリピン:渡航する際のテロ等に対する注意喚起(2017年4月12日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C076.html
・スウェーデン:ストックホルム市におけるデパートへの車両突入事案の発生に伴う注意喚起(2017年4月7日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C070.html
・パキスタン:ラホール市で発生した爆発事件に関する注意喚起(2017年4月6日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C069.html
・ロシア:サンクトペテルブルク市地下鉄における爆発事件の発生に伴う注意喚起(2017年4月3日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C066.html
・英国:ロンドンにおける英議会下院及び周辺でのテロ事件発生に伴う注意喚起(2017年3月23日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C057.html
・バーレーン:爆弾テロ事件発生に伴う注意喚起(2017年2月28日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C040.html
・トルコ:ISIL(イラクとレバントのイスラム国)関係者摘発に伴う注意喚起(2017年2月10日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C024.html
・モロッコ:テロの脅威に関する注意喚起(2017年2月8日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C023.html
・ケニア:テロの脅威に対する注意喚起(2017年2月3日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C021.html
・トルコ:イスタンブール市内ナイトクラブにおける銃撃テロ事件発生に伴う注意喚起(2017年1月1日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C002.html

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

【過去2年のラマダン月に発生した主なテロ事件】
2016年
・ヨルダン:バカア難民キャンプ襲撃テロ事件(6月6日)
・米国:フロリダ州オーランド市内ナイトクラブ銃乱射事件(6月12日)
・フランス:パリ郊外における警察官刺殺事件(6月13日)
・ヨルダン:ルクバーン難民キャンプ爆弾テロ事件(6月21日)
・レバノン:バールベック・ヘルメル県における自爆テロ事件(6月27日)
・トルコ:イスタンブール・アタテュルク国際空港襲撃テロ事件(6月28日)
・マレーシア:クアラルンプール郊外プチョン地区ショッピングモール内オープンカフェ爆発事件(6月28日)
・バングラディシュ:ダッカ市内レストラン襲撃テロ事件(7月1日)
・サウジアラビア:ジッダ,カティーフ,メディナにおける自爆テロ事件(7月4日)

2015年
・チュニジア:スースのリゾートホテル襲撃テロ事件(6月26日)
・フランス:東部リヨンにおけるテロ事件(6月26日)
・クウェート:シーア派モスクにおける自爆テロ事件(6月26日)
・エジプト:カイロ郊外における検事総長殺害テロ事件(6月29日)
・マリ:北部における国連車列襲撃テロ事件(7月2日)
・ナイジェリア:北部及び中部での連続爆弾テロ事件(7月5日〜7日)
・エジプト:カイロ市内のイタリア総領事館前での爆弾テロ事件(7月11日)  (了)
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