2018年05月23日

ちびっこちゃんのこと(6):彼女が欲しいもの

<訪タイまであと10日(つづき)>

この日,もう1度ビデオコールが入りました.ちびっこちゃん,なんだかすごく機嫌が良さそうです.すごく幸せそうな表情で,ユニクロの袋から新品のシャツを取り出して見せてくれました.お客さんに買ってもらったのでしょう.

「私,ユニクロ大好き!」と好きっぷりをアピール.さらには,カタログを取り出してきて,お気に入りの商品をいろいろと紹介してくれました.

これって,やっぱり「おねだり」ですよね? 「ペイバー代を節約する代わりに,私にプレゼントしてね」ということなのかな.

ちびっこちゃんの頭の中では,ソンクラン中のデートの計画が着々と進んでいるようです.凄く楽しみにしてくれていたんだなぁ.このときはまだ君の気持ちをちゃんと分かってあげられてなくてゴメン…



<訪タイまであと10日>

歯医者の明細書が送られてきました.先日から「体調が悪い」と言っているのは,歯が痛かったのですね.治療の詳細はわかりませんが,合計4850バーツって結構な額です.彼女たちには少しキツい額かもしれません.

夜には,靴の写真が送られてきました.そして足のサイズまで丁寧に教えてくれました.はっきり「欲しい」とは書いてませんが,どうやらこの靴をプレゼントして貰いたいようです.





写真だけ送ってきても,メーカーもしくはお店の情報が無ければどうしようも無い訳なのですが,そこまで知恵が回らず,気持ちが先走っているところがいかにも彼女らしくて可愛く思えます.

が一方で,だんだんとおねだりが激しくなってきたことから,ソンクランに彼女と会うことに対し,若干気が重く感じるようになってきたのもこの頃からでした.

少し前までは「ここまで懐いてくれているのだから,ソンクランの間はずっとこの子と過ごすのも悪くないかも」などと思い始めていたのですが,その考えもいつの間にか消えてしまっていました.

<訪タイまであと9日>

前日のおねだり攻撃で,若干気持ちが醒め気味になり,メッセージを未読のまま放置していたら,午後から,不在着信→ウサギがガッカリしているスタンプ→ラブレターのスタンプ→写真→写真→写真→熊が泣いているスタンプ→写真→キティちゃんが「チラッ」と覗いているスタンプと来て,午後,11時頃にかかってきたビデオコールを,つい取ってしまいました.

すると,やはりご立腹だったようで,

「どうして連絡くれないの!」
「ワタシシンパイシマス」(日本語)
「アナタヨクナイ」(日本語)
「シンパイシマス」(日本語)

といったセリフを繰り返し,たっぷりと説教されてしまいました.着信を取ってしまった時点で私の負けですね.


説教しててもカワイイちびっこちゃん.私の完敗ですw


この子は,全ての日本人はリッチだと考えているのかもしれない.前日のこともあり,あまり彼女を期待させるのも良くないと思い始めました.

「君は私のことを誤解している.
 私はお金持ちじゃないから,君のために使える額は限られている」

そうメッセージを送ると,しばらくして,「マイペンライ」という返信が入っていました.そして,しばらくしてから再びビデオコールが入りました.

「私,日本語を勉強中なの」
「難しい?」
「アナタハヤサシイデスカ」
「ワタシハヤサシイデス」
「アタラシイイエヲカウ」
「アナタハケチデスカ」

なんか,変なテキストを使っているみたいだけど,大丈夫かな? それとも,自分の気持ちを伝えるために,わざとこの例文を選んで読んだのかな…

(つづく)
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2018年05月21日

ちびっこちゃんのこと(5):それぞれの思惑

<訪タイまであと12日>

この日も午前中からビデオコールが入りました.ちょうど出かけるところのようです.スクーターに跨がり,スマホをハンドルしたの小物入れに入れて出発.移動中,画面には,ずっと彼女の太ももだけがアップで映ってました.


到着したのは屋台.どうやら朝食の買い出しにやって来たみたいです.買い物が終わり,帰路も同じように太もも中継.そして,部屋に戻ってビニール袋に入った何か(お粥かな?)を器に入れて食べ始めるところまで見て,「ごめん,仕事」といって通話を終了しました.

午後,ネットで「ソンクランは女の子が帰省して少なくなる」という話しを耳に挟み,「パタヤで女の子が確保できない状況はどうしても避けなければ」という焦りが出てきました.そこで,そろそろ訪問の意思を伝えて置いた方が良いと考え,本命のソイ7子ちゃん(さっちゃん)とちびっこちゃんの2人に「ソンクランはパタヤに居る?」とメッセージを送ってみました.

するとさっちゃんからはすぐに「仕事が有るから居るよー」というシンプルな返事が返ってきました.「これで一安心」と思ってたら,時間を置かずちびっこちゃんからもメッセージが入りました.

「パタヤに来るの?」
「そう.13日から4泊」
「良いよ!」
「良かった」(あれ? もう会うこと前提?)
「あなたが来るから(田舎に)帰れなくなっちゃったじゃない!(笑)」

最後の言葉は冗談なのか本気なのか…

この時点でダブルブッキングになってしまったわけですが,昼間にソイ6でちびっこちゃんと遊び,夜にさっちゃんをペイバーして朝まで過ごす,という算段を描いていました.

この日の夜,もう一度,ちびっこちゃんからビデオコールが入りました.なんだか機嫌がよく,とびきりの笑顔を見せてくれました.やっぱりこの子は笑顔がカワイイな.



この日は,病院に行ってHIV検査を受けてきたそうで,「negative」と書き込まれた結果の用紙を嬉しそうに見せてくれました.このときは「この仕事をしていたら病気の不安は常に付きまとうものなんだろうな」とか「HIVネガティブが分かったから嬉しかったのか」なんて呑気に考えていました.

実はこの日は,ソンクランに私と会えることが分かり嬉しくてはしゃいでいた,と後で教えてくれました.本当に鈍感でゴメンナサイ.

<訪タイまであと11日>

この日も朝から何度かビデオコールが入りました.別に何を話すわけでもなく,部屋で音楽を聴いていたり,片付けをしていたりといった様子をみせてくれました.

そして夜,気がつくと不在着信そしてウサギがガックリとした様子のスタンプ,さらに1時半ほど後には「部屋に居るよ」というメッセージが入っていました.きっと「待っているから,そちらからかけてきてね」という意味でしょう.すぐにコールバックできないので「ごめん,仕事中」とだけ返しておきました.



30分くらいしてからコールバックすると,待ちきれなかったと言わんばかりに勢いよく話しだしました.でたらめな英語で「私はバーに行かないから,あなたの部屋に行って良い?」と言っているようです.ひょっとして,直接,部屋に来るつもりなのかな.曖昧に判断するとトラブルになりそうだったので「チャットチャット」といってコールを切り,メッセージで確認することにしました.

「バーに行かないの?」
「あなたにバーにお金を払わせたくないの
 もしあなたがバーに来たら800バーツ払わなければいけないから」
「じゃあバーに(ぺーバー代金を)払わなくていいってこと?」
「そう」
「優しいね」
「当たり前でしょ!」

どういうわけか,バーファインを払わなくて良いように段取りしてくれているみたいです.ひょっとするとソンクラン期間なので,お休みをとることができるのかもしれません.それにしても,自分のペイバー成績を上げることを考えないのは,やっぱり優しさからなのだと思います.

ちびっこちゃんとは,今のところまだ,一緒に飲んでビリヤードしただけなので,できれば今回の旅ではまず,昼間の時間に会ってカラダの相性を確かめたいと思っていたのだけれど,彼女は私の滞在期間中,ずっと一緒にいるつもりのようです.

「あなたが来るからソンクランに実家に帰れないでしょ!」って言っていたのは本当のことだったのかもしれません.

今思うと,もう少し彼女に優しくして上げればよかったのですが,このときは,「まだ相手のことをあんまり知らないのに,こんな約束して大丈夫なのか?」という不安の方が大きく感じられたのでした.


(つづく)
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2018年05月20日

ちびっこちゃんのこと(4):予兆

<訪タイまであと18日>

この日,夕方になって,ちびっこちゃんから「体調悪い.ソイ6は客がいない」と泣きが入りました.この時期は本当に客が少なくて苦労しているようです.かわいそうだけど,助けてあげるのは難しいかな.できるのは「もうすぐ会えるので,それまでなんとか耐えてね」と願うことだけです.

その後,数時間連絡が途切れたので,パタヤ時間の午後10時半(日本時間0時半)ごろ気になって「元気?」とメッセージを入れてみました.

「元気じゃない」
「お客が居ないの」


体調悪いのなら,客が居ないんだからもうあがって休めばいいのに.契約上,時間まではお店に居なければならないのでしょうか.

「お客が居ないのなら寝た方が良いよ.体が心配」と送ると「Thank you」とだけ返ってきました.


<訪タイまであと16日>

この前日は十数回のスタンプの交換があったもののビデオコールは無し.きっと体調が悪いのだろうと心配していたら,2日ぶりにビデオコールが入りました.

コールを取ると,画面にはちびっこちゃんが神妙な表情でアイロンがけをしている姿が映っていました.久しぶりの家事中継です.話しかければ簡単な返事は返ってくるけど,それだけ.話したいことが有るわけではなさそうです.約10分間,ただひたすらアイロンをかける姿を見せてくれました.


下着やTシャツにもちゃんとアイロンをかけのですね.下着を見せられても,子供用みたいでまったく色気はありませんがw

とくに何かを話したわけではありませんが,こうやって姿を見せてくれると,なんだかホッとします.

<訪タイまであと15日>

良い表情をした写真をたくさん送ってくれました.スッピンの顔を知っているので,なんとも微妙な感じではありますが,ちゃんと化粧をするとやっぱりカワイイなぁ.でも,女の子ってだいたいそんなものですよね,普通は無防備にスッピンを見せないだけで.

この子は,その辺りの頓着はなく,素顔でも平気でビデオコールをかけてきてくれます.いつか一夜を共に過ごしたとき,初めてすっぴんの顔をみて「あなた誰???」よりは良いのかもしれませんw でも,彼女との間に,そんなときが本当に来るのでしょうか…



<訪タイまであと13日>

この日もビデオコールがかかってきましたが,まったく元気がありません.どうやら今の時期は本当に客が少ないようです.

「昨日はドリンク0,今日もまだ0」
「お客さん少ないの?」
「誰も歩いてない,このままじゃもうすぐ死んじゃう…」

そんな話しをしているうちに,彼女の目から涙が溢れ出してきちゃいました.助けて上げたい気持ちはあるけど,今は何もできません.



歯医者の費用,部屋代,バイクのローンなどの支払い期限が迫っていて,追い詰められているみたいです.ローンで泣くぐらいならば,バイクなんて買わなければ良いのに.

客足に波があることは,長年パタヤで働いて居たらわかりそうなものなのだけど,彼女たちに「来月のために少し置いておく」という発想は無いのでしょうね.でも,決して贅沢をしているわけではなく,余ったお金はすべて実家に送っているのだと思います.

こんな綱渡りの毎日を送っていたら,恋愛観とお金とを切り離して考えることができなくなってしまうのは仕方の無いことなのかもしれません.
(つづく)
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