2017年03月27日

Queen Clubの葵ちゃん(5日目 その3)

オフィスを出て,積極的にメッセージをくれている葵ちゃんに会っておこうと真正面のQueen Clubに入りました(参照:クイーンクラブの葵ちゃん(仮名)との出会い).Bちゃんが外まで送ってくれたので少し気まずく感じながら後方をちらりと確認すると,Bちゃんは少し苦笑いしながら見送ってくれてます.彼女は大人対応なのできっと大丈夫でしょう.

店内は今日もやっぱり先客はほとんど居なくて,入って右側ステージの中央付近の席に案内されました.注文したソーダがやってくるより前に葵ちゃんが姿を現して密着するように隣に座ったので,催促される前にドリンクをすすめました.ウェイトレスを呼んで自分のドリンクを追加すると,デレっともたれかかってきました.

「明日,帰るんでしょう?」

一昨日,そんな話をしたかなぁ.こっちが忘れちゃうぐらいなのに,よく覚えているなと感心します.この子はドリンクで稼ぐタイプだと思うので,ドリンクが計算できる客の予定はちゃんと把握しているのかもしれません.

「次はいつ来るの?」
「まだ決めてない」
「毎月来て! 12月は私の誕生日だから,プレゼント忘れちゃダメよ」
「何が欲しいの?」

プレゼントを買ってくるつもりなんて無いくせに,つい尋ねてしまいました.

「Up to you... そう!Marry me!」

えーと,それがプレゼント? もちろん冗談なのだと思うけど,なんともドキッとさせられる発言です.上手い返しが思いつかず,思わず苦笑して誤魔化しちゃいました.こういうトークの上手さが彼女の強みなのでしょう.

この子はいつもあまりドリンクに手を付けません.乾杯しても少し口を付けるだけなので,ほとんど減ってゆきません.先日は,退店時に彼女のドリンクはまだグラスに半分以上残っていたぐらいです.そんな彼女が,さっき注文したオレンジジュースのグラスにはほとんど手を付けてない状態で「テキーラ…」と控えめに催促してきました.あんまりドリンクを出していないことを申し訳ないと思っていたので快く許可しました.

「いいよ」
「一緒に飲みたい.あなたと私の分,一杯ずつ,ね」
「テキーラは嫌い」

そう言うと,ちょっと唇を尖らせましたが,すぐに笑顔に戻って,ウェイトレスを呼びました.テキーラが運ばれてくると,一口飲め,とこちらに差し出しました.テキーラは嫌い,と再度主張しますが,引き下がる様子はありません.仕方が無いので,ちょっとだけショットグラスに口をつけて,舌を出して口が痺れたというジェッシャーをすると,納得したようにグラスを受け取り,涼しげに一気に飲み干しました.この辺りはさすがゴーゴーガールの貫禄です.

しばらくしてテーブルを見ると,オレンジジュースのグラスはやはりほとんど減っていません.

「もう一杯,テキーラが必要なんじゃない?」
「いいの?」
「どうぞ」
「ありがとう!」

2杯目のショットグラスがテーブルに置かれると,さっきと同じように,私に一口飲ませようとします.やはりさっきと同じように,少しだけ口をつけて,グラスを彼女に渡しました.

「酔っ払った?」
「少し」
「少しじゃダメ」
「ナゼ?」
「酔っているあなたは幸せそうだった」

そっか,私を酔わせるためにテキーラを催促したのですね.こういうところからも好意を感じとれますが,ナゼ気に入ってくれているのかは見当がつきません.出会ったときは,ムスッとして飲んでいただけなのに,何故か一生懸命アピールしてくれて現在に至っています.

「何時に空港に行くの?」
「朝5時半にバンがホテルに迎えにくる」
「フライトは何時?」
「10時前」

ちょっと寂しそうに言うので,冗談ぽく「一緒に行く?」と言ってみました.

「行く! あなたのスーツケースに入れて行って!」
「狭いよ」
「おやつを入れてくれれば大丈夫!」

Pちゃん,本当に良い子です.たった2回しか会ってないのに,帰国後も毎日,メッセージが入ります.それも,「いかにも営業」というものではなく,オフの日の写真や,友達との食事の様子などごく自然な内容なんです.ビデオコールもときどき入ります.これも作戦だったら凄いと思うし,このレベルの演技にならば騙されても良いかな…笑
(つづく)

PS.
そして後日,この子と会うためだけに台北からバンコクに行くことになるのでした(参照:葵ちゃんとバンコクデート
posted by Pen at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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