2016年02月16日

「なたは良い人だからあなたの好きな値段で良いよ」(4日目 その6)

さっそくドリンクをすすめて,大人っぽいビジュアルとギャップのあるアニメ声のその女の子と話してみることにしました.彼女の名前はPちゃん.コンケン出身の22歳で,もうすぐ23歳の誕生日だそうです.黒い前髪を揃えたヘアスタイルを「日本人みたいでしょ」といって笑います.若くて可愛いのに会話もちゃんとできるので,一緒に飲んですごく楽しいです.こういう頭が良さそう子は「商売上手」な印象を与えがちなのですが,彼女の場合はそういう嫌みなところはまったく感じられません.この子,きっと人気あるんだろうな.

明るい性格のためか,お店にも友達がたくさん居るようです.だんだんと周りに女の子たちが集まってきてしまいました.ドリンクを断るのが苦手な私にとっては危険な状況です.いつもならチェックビンを宣言して逃げるところですが,この子をリリースするのはモッタイナイと感じて,思い切ってペイバーの交渉をしてみることにしました.いわゆる「日本人にモテそうな子」は,これまでほとんど選んだことがありません.きっと,日本ではまったくモテないので,本能的に避けているのだと思います.なので,彼女とペイバー交渉することは,私にとって小さな勇気が必要でした.

「ペイバーいい?」
「うん」

そう言って,少しだけ笑って小さく頷きました.そして覗き込むようにこちらを見つめて次の言葉を待っています.なんだか,男心をくすぐる術を知っているかのような仕草です.

「いくら欲しい?」
「お店に1,000」
「で,君には?」
「2,500」

安くはなく,かといって彼女の「質」を考えれば高すぎるという訳でもない絶妙な価格設定に言葉が詰まり,一瞬だけ会話が途切れました.すると笑顔でこう付け加えました.

「でもあなたは良い人だからあなたの好きな値段(プライス)で良いよ」

なんとも上手い返しです.こう言われたら,たいていの日本のおじさんは2,500バーツ出すでしょう.それにしても,はなからロングのオプションは無いようです.この子ならショートの回転で稼げるだろうから,必然的にそうなるのだと思います.そんな話をしていたら,ママさんがタイミング良くやってきました.「この客にこの子をあてがえばパイバーの可能性が高い」と読んでの様子を伺っていたのでしょう.(バーにとって)仕事のできるママさんですね.

「ペイバーでしょ?3,500ね」
「全部込みでしょ?」
「そう」
「わかった.チップは彼女に払うね」
「OK]

ということで,ペイバー代の1,000バーツだけを払いました.何も言わなくてもママさんが3,500バーツを要求したってことは,ショート2,500は定額なのかな.

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支払いを済ませ,彼女の着替えを待ってお店を出ました.自分からは手を繋いでこないけど,こちらから手を伸ばせば掴んできます.会話も多く,普通に楽しそうに振る舞ってくれます.悪くない距離感です.

セカンドロードまで歩いてソンテウに乗車しました.運転手がギュウギュウ詰めに客を乗せたので必然的にピッタリと密着して座ることになりました.すぐ近くで見る横顔もカワイイな.なんだか嬉しくなってきました.
(つづく)

posted by Pen at 01:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記