2016年01月31日

ソイ6のLBバーからの脱出(3日目 その6)

楽しそうに友達と話しているマリーちゃんを横目に,抜け出すきっかけを探しますが,なかなか言い出すことができません.やがてマリーちゃんのビールがなくなり,彼女の友達が「彼女のビールが無いよ,もう1杯?」と言ったタイミングで,「今しかない」と考え,「もう行くから」と言って断りチェックビンを宣言しました.

テーブルを挟んで向かいに座って友達とおしゃべりをしていたマリーちゃんにも「行くね」と告げると,一瞬驚いたような顔でこちらを見て,それからゆっくりと頭が下に垂れてゆきテーブルまで5cm程の距離で静止しました.さっき,彼女の部屋で落ち込んだときと似た感情がわき上がっているのだと思います.これって「行くな」引き止められるよりキツく感じます.

ひょっとすると今後の予定を何か考えていたのかもしれません.でも,きっとウォーキング・ストリートのディスコに付き合わされるのがオチだと思うので,申し訳ない気持ちを振り払って精算を済ませました.マリーちゃん,ごめんね.(500バーツ)

店を出て,ビーチロードに出てソンテウに乗ろうと思って歩いていると,もうすぐ誕生日を迎えるLBの友達マイさん(仮名,参照:ソイ6の美人LB マイさん)が駆け寄ってきて腕をつかみ,詰め寄ってきました.怒ったような泣きそうな表情です.

「LBは嫌って言ったのに,綺麗なLBと歩いていた」
「彼女(?)は友達だから」

さっきマリーちゃんと一緒に歩いているところを見られたのですね.こんな狭いソイだから,何をしてもバレバレですね.別に言い訳をする必要は無いのだけれど,マリーちゃんは本当に「ただの友達」なので,ついついムキになって主張してしまいました.

ちなみに「LB」は嫌いと言ったのではなく「LBとのセックスは好きじゃない」と言ったはずなんだけどなぁ.LBには寛容である自覚はあります.

一杯飲んで行けと誘われたけど,なんとなく気まずく感じたのと,誕生日のプレゼントをねだられそうでめんどくさく感じたのでお断りして通過しました.

さらにビーチロード方向に歩いていると,昨日,一緒に飲んだ元The Officeのスーちゃん(仮名)が居たので,少し寄っていくことにしました(参照:元The Officeのスーちゃん(仮名)).二人のドリンクを注文して少し話しをしました.

<写真削除>


「昨日,お店に来たけど見つけられなかった」
「いつ?」
「午後」
「仕事は7時からなの」
「何時まで?」
「12時」

しばらく話していると,一緒にウォーキングストリートに行きたいと言い出しました.遠回しなペイバーの打診ですね.

「ロングタイムはいくら欲しい?」
「2,000バーツ」
「何時まで一緒?」
「Up to you」

彼女のことは是非ともペイバーしたいけど,今からウォーキングストリートで飲む(踊る?)のはちょっと体力的にきつそうです.おそらく1時前には帰ろうとはしないでしょうし,友達が合流して明け方まで飲むというリスクも無いとは言えません.瞬間的にこんな計算が働いて「後から来る」と返事してしまいました.本当に後から来るつもりだったのですが,この判断は完全な失敗に終わることになります.(260バーツ)
(つづく)
posted by Pen at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月30日

マリーちゃん(LB)とお出かけ(3日目 その5)

しばらくの間ベッドにうっぷして落ち込んでいたマリーちゃんでしたが,2人のルームメートが出勤のために,メイクや着替えで忙しくなってくると復活.彼女も「ビリヤードがしたい」と言って着替え始めました.

1時間ほどバタバタして,午後7時頃3人の外出準備が完了,そろって部屋を出ました.ソイ・ブーカオまで出ると,待ち合わせをしたセブンイレブンの向かい辺りのマーケットが営業を開始していました.3人はおしゃべりをしながら,マーケットに入って行きます.でも,とくに目的は無かったようで,ぐるりと一周したら,マリーちゃんと私を残して二人は仕事に出かけて行きました.彼女たちが付いてきたら飲み代が高くなりそうだなと心配していたので,少しホッとしました.

p201509_3_5_1.jpg

p201509_3_5_2.jpg


そういえばマリーちゃん,ビリヤードやりたいって言っていたけど,どこかのバーにでも行くつもりなのかな.マリーちゃんが先に歩き出したので訊ねてみました.

「どこに行くの?」
「ソイ6」

簡単にそう即答すると,小さなソイを抜けてセカンドロードに向かいました.ビリーヤードでソイ6というのは少し違和感がありますが,行きつけの店が有るのかもしれません.

マリーちゃんは交通量の増えたセカンドロードを大胆に横断すると,ソンテウを止めて乗車.私もそれに続きました.ソイ6の入り口でソンテウを降りるとどんどんと中に歩いて行きます.あんまりこのソイをマリーちゃんと一緒に歩きたくは無いのですが,仕方がないのでついて行きます.しばらく歩くと,案の定,声をかけられてしまいました.

「○○!」(私の名前)
「・・・(^^;」

振り向くと,最近よく会うお猿さん顔をした友達,ノンちゃん(仮名)(参照:元The Officeのスーちゃん(仮名))が笑っていました.かるく表情でサインを送って,そのまま通り過ぎました.

マリーちゃんの目的地は,ノンちゃんのバーの斜め前近くにある広めのレディボーイのお店でした.ソイ6 1/2との通路の角にあるセミオープンのバーで,ビリヤード台が何台が置いてあります.知り合いがたくさん居るようで,店に入ると多くの女の子が彼女を歓迎します.彼女はここでは人気者みたいです.

少し高めの,固定式の椅子が備え付けられているテーブルの席に座って2人分のビールを注文しました.マリーちゃんはいろいろな友達に挨拶をしたり,おしゃべりをしたりと忙しそうです.放置気味であまり気分が良くなかったことと,時間がモッタイナイと感じ出したことから,午後8時が近づいた頃から「抜け出したい」という考えが意識を占めるようになり,脱出するタイミングを探り始めました.
(つづく)

posted by Pen at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月29日

マリーちゃんの性別判明(3日目 その4)

部屋の中は古いスマホでダンスミュージックを大音量で流しています.音が割れていて聞くに堪えない音質ですが,マリーちゃんたちは満足そうです.当然エアコンは無く,ベッドの上にファンが付いているものの,ほとんど効果はありません.換気のためか,暑いからかベランダに通じるドアが全開になっています.日本の感覚だと虫が入ってくるのではないかと心配になりますが,幸いにも室内で蚊やハエはみかけませんでした.

しばらくマリーちゃん,友達と私の3人で世間話をしながらダラダラしました.東南アジアらしい,ゆっくり流れる時間が心地よく感じます.しばらくするとマリーちゃんが思い出したように言いました.

「ビール飲みたい?」
「うん」
「じゃあ買いに行こっ」

そういって立ち上がり玄関に向かったので,私も後を追って一緒に外出します.てっきり待ち合わせたセブンに行くのだと思っていたら,階下のお店で購入するようです.

p201509_3_4_1.jpg
タイ式購買システム


2階の廊下から,下のお店に伸びている紐を引っ張るとお店側で鐘が鳴り,店員が出てきました.そして別の紐を引っ張ると,紐に結ばれたザルが上がってきました.そのザルに100バーツ札を入れて下ろすと,ザルに瓶ビールの大瓶が2本とお釣りが入れられたので,再び紐を引いて引き上げました.2階なんだから,ちょっと階段降りて買いに行けば良いのに.こういう楽するための工夫は凝らすのですね.余計に手間がかかっている気がしないでもないですが.笑

ビールをもって部屋に戻ると,栓抜きが無いようで,瓶の蓋を開けるのに悪戦苦闘.結局,マリーちゃんが歯でかじって開けちゃいました.そんなことをしていたら歯が欠けちゃうよ.今度来るとき,栓抜きを土産に持って来てあげようかな.

p201509_3_4_2.jpg
豪快な「お姉さん」


しばらく3人で飲んでいたら,派手な服装の豪快なお姉さんが帰ってきました.どうやら3人でこの部屋に同居しているようです.彼女も飲み会に加わりました.このお姉さん,かなりの「あねさん肌」で,すっかり会話の主導権をとってしまいました.来客に気を遣っているのか,お姉さんが私に話しかけて,みんなが相づちを打つ,という構図に.アルコールが回ったのか,饒舌になったおばさんは,私をマリーちゃんのボーイフレンドとでも思ったようで,思わず口を滑らせてしまいました.

「この子は本当に良い子よ,他のレディボーイとは全く違うの

おっと,やっぱりレディボーイでしたか.思わずマリーちゃんの顔を見ると,寝転がっていたベッドに顔を伏せちゃいました.お姉さんも,「しまった」と感じたのか,急いで話題を変えたけどわざとらし過ぎます.自分からカミングアウトする機会を逸してしまったマリーちゃん,すっかり元気が無くなっちゃいました.もともとレディボーイだろうな,と思っていたのだから,普通に流してあげるべきだったなぁ.悪いことをしちゃいました.ごめんね.
(つづく)

posted by Pen at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記