2015年08月02日

チェンマイのマッサージ店での思い出(1)(3日目 その2)

夕方に少し時間があったので,今回チェンマイに来ると決めたときから「絶対に行きたい」と思っていたマッサージ店に行くことにしました.前回,チェンマイを旅行したときに立ち寄り,強く記憶に残っているお店です.

・・・・・以下回想・・・・・

タイに来ると当然のように毎日マッサージに通います.行くのは,パタヤのソイ・ハニーに多く集まっている種類のものではなく,いわゆる「健全なマッサージ」です.私が好きなのはタイ式.オイルマッサージも何度かチャレンジしたけれど,途中から冷房で寒くなったり,背中をなで回すだけで終わってしまったりとあまり良い記憶がありませんでした.その点,タイ式は,テクニックの差はあるものの,やることが一通り決まっているので,安心して受けることができると思っていました.

この年のチェンマイ訪問は,滞在期間中に選挙日が入ってしまいました.ご存じのように,タイでは,選挙期間中アルコールの販売が禁止されます.もちろん,選挙があると知っていてこの期間の滞在を計画したわけではなく,事故的に遭遇してしまいました.

そんなわけでアルコールを出す店が早々に閉まってしまい,残念ながらあまり夜遊びすることができませんでした.仕方がないので,昼,夜 と一日に2回マッサージを受けたりして過ごしました.チェンマイ滞在最終日となってしまったその日も,バンコク行きのフライトまで3時間弱あったので,この時間を利用して最後のマッサージを受けることにしました.

1時間の施術を受けてタクシーに乗ればちょうど良い時間に空港に到着するはずです.ホテルのフロントでタクシーの予約をしてから,前日と同じ店を目指しました.ナイトマーケットのエリア近くに有る,感じのいい若い女性が数人働いている小さなお店です.マッサージの技術も悪くなく,好印象だったので,再訪することにしました.

お目当の店の前まで来てキョロキョロしますが,前日に担当してくれた若い女性は見あたりません.代わりに,中年の,でも若い頃は綺麗だったと想像できる女性がおもむろに席を立ちました.ちょっとガッカリしたけれど,まあ良いかと気を取り直し,招き入れられるままに靴を脱いで店内に入りました.

店内には,腰の高さぐらいの足つきのベッドが4つほど,それぞれカーテンで仕切られて置かれています.案内されたベッドに座り「タイマッサ,1時間」というと,その女性は,私の顔を覗き込み「タイマッサージは痛いよ,痛いのが好きなの?」と言います.

「???」となっていると,「オイルマッサは痛くない.リラックス,リラックス」
といって再び顔を覗き込みました.オイルマッサージに自信があるのかな,と思い,せっかくなので「じゃあ,オイルで」とオーダーしました.

前日にタイ式マッサージを受けたときは,着替えを用意してくれたのだけれど,その女性は「すべて脱いで,うつぶせで」と言います.念のために「パンツも全部?」と確認すると「全部」と答えました.ちょっとひるんだけど,うつぶせなら,と素直に従い,全裸になってベットに横たわりました.

オイルを薦めるだけあって,彼女のマッサージはかなり上質でした.たっぷりとオイルを使って,しっかりと,でも痛くはなく背中に指を滑らせてゆきます.しだいに眠気が押し寄せてきて,だんだんと意識が曖昧になってゆきます.意識の隅の方で「このままずっとこの時間が続けば良いのに」と思っていると,「OK,ターン.上を向いて」という声がかかり,現実に引き戻されました.

えっ? 全裸なんですけど…

(つづく)
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